2011/08/31

初めての海外通販

6月のとある日。

買っちゃった。
あこがれのザック、Mountain Laurel Designsの3500ci EXODUS 2011
私の弱点、スタミナのなさをカバーしてくれるであろう、
超軽量なやつ。

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日本では取り扱っている代理店が現状無いため、
こやつを手に入れるには直接メーカーのHPからオンラインで
買うしかない。

でも、やってみたら日本のネット通販と勝手は同じで(当たり前か)、
案外すんなり買えてしまった。

事前にネットで調べた情報によると、
注文を受けてから手作業で作るため、
到着するまで1カ月はかかるそう。

7月の3連休までに届けばいいかなと思っていたけど
なんと実際は半月程で到着。
A4サイズのタイベック製の封筒に入って、普通郵便でうちにきた。
郵便ポストに押し込まれてる姿が愛らしかったのなんのって。

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このザック、トルソーサイズがSMTの3種類から選べて、
身長165cm標準体型の女子の私は
商品情報からサイズ選定するとたぶんS。
↓↓
Torso
If in doubt - Size Up!
• Short 18� (users from 5�3� - 5�7�)
• Medium 20� (users from 5�8� - 5'11")
• Tall 22� (users from 6" - 6�3�)
(実際こんな風にバケちゃってるからよくわかんないんだけど)

なんだけど、届いてみたらこれが微妙に背面が短かった…。
中身いれてしょってみると、ちょっと背面と肩のつなぎ目あたりが
浮いちゃっている。
そうか、身長165cmの標準体型だとMなんだなと学習して、
次回は(ってまたリピする気満々)絶対Mにしようと強く思いつつも
はるばる海を越えてきたこやつのことが既に愛しくて仕方なくて
肩が浮いているのは見なかったことにすることに。
だって浮いてても思っていた通り軽いしめちゃめちゃしょいやすいし。

実際この後、テント泊縦走に連れてったけど、
肩も背中も特に負担は感じなかったから
軽さしょいやすさデザイン使いやすさで点数つけるなら
総合95点くらいあげてもいいなと思った。

マイナスの5点分は肩が浮いてる分、
見た目が微妙だから。
Mサイズだったら100点あげちゃうなーきっと。


2011/08/28

やっぱり御岳が好き。

2011/05/03〜2011/5/4 鋸山〜大岳山〜御岳山(奥多摩)

GW。
予報では、5/3は夕方から雨だけど4日は晴れ。
日帰りするには長めのコースなので、
奥多摩駅すぐの氷川キャンプ場に前泊して挑むことに。
鋸山も大岳山も御岳山も、個別で攻めたことはあるものの
縦走するのは初めて。

09年の冬に来たときは、小さいピークをいくつも超える鋸尾根が
けっこうしんどかったんだよな…。

歩き始めて15分、そこそこ急な登りが続き愛宕峠に到着。
188段の心臓破りの石段を昇る。

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まもなくすると愛宕神社へ。
ここはスルーしてひたすら鋸山を目指す。

淡々と樹林帯の上りが続き、小一時間ほど登ると
徐々に岩場が増えてきて次第に視界が開けてくる。
風の通る天狗の像のある峠で小休止し、今度は半分岩場の稜線をしばらく歩く。

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鋸尾根の中間部あたりに位置するはずのクサリ場はまだかしらと思っていた頃、
ようやくごつごつした岩場が見えてくる。
地図上で危険マークのクサリ場は、鉄の梯子と鎖がしっかり固定されているので難なくクリア。

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いくつかのクサリ場とピークを過ぎる。
名の通りの鋸尾根、なかなかしんどいなぁ、もうやめてくれよと思っていた頃に
急斜面。これは頂上直下に違いなく、登りきるとようやく鋸山山頂。
展望はきかないが、小腹が減ったのでここで一休みすることに。

お湯を沸かすほどの腹の減り具合でもないので、ウィダーインと行動食、
ポットにいれてきたコーヒーで一服。
やっぱ山で飲むコーヒーは格別だわ。

20分程休んで、今度は大岳山を目指す。
思わず走りたくなるようななだらかな下りと上りを繰り返し、
小1時間ほどで大岳山へ。

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鋸尾根は岩も多くて足場が悪いので、トレラン初心者の私には
走るのキツいけど、鋸山〜大岳山間はなだらかな樹林帯で走りやすいかも。
現にトレランの人ともすれ違ったし。

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大岳山山頂につくと、どこから湧いたのか人だらけ。
がっつりお昼休憩のつもりが、人混みに気持ちが萎え、景色もろくに眺めず
ひとまず大岳神社まで下ることに。
しかし神社にも人が溢れていたので、立ったまま
ソイジョイを食べて空腹を満たす。

もうこうなったら御岳神社でうまいそばでも食べようと、次のポイント、
御岳山へ急ぐことに。

しかしやはりこちらは人気のルートなだけに人が多い。
なだらかな下りで、ハラが減ってたこともあって走りながら下りる。
約1時間ほどで御岳山に到着。
ハラの減りは限界に達し、御岳神社参道すぐのそば屋さんで
ようやく昼にありつき、食後に焼き団子もつまんでロープウェイで無事下山。

ここ御岳は何度もきているけど、やっぱり雰囲気が好き。
御嶽神社周辺は観光地なだけに、食べ物やさんや
日帰り温泉など、施設が豊富だし。
いつ来てもお祭りみたいで楽しい。
きっとまた来ちゃうんだろうな。

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●ルート
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●コースタイム
7:00 氷川キャンプ場出発〜鋸山登山口
9:50 鋸山山頂(展望なし)
〜休憩〜
10:15 鋸山山頂出発
10:35 鋸山/大岳山・御岳山分岐
11:20 大岳山山頂
11:35 大岳神社
〜休憩〜
12:40 御岳山〜ロープウェイ下山

●参考資料_西東京バス時刻表
http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/20110401%20hiking_okutama.pdf

山女子。

振り返ること数年前。
神楽坂で息切れし、駅の階段では足がもつれ、
おまけに加齢に伴う代謝の低下で体型は崩れ、
さすがにこのままではマズイと運動不足解消目的で
登り始めた秩父の山。
あれから2年、今やすっかりいちばんの趣味になり、
多いときは毎週、最低でも月1回は山に通う生活に。

山に行くようになって変わったこと。

タバコをやめた。
深酒しなくなった。
早起きできるようになった。
すっぴんで出歩くことに抵抗がなくなった。

山に行って思うこと。

山で飲むビールは格別。
山で食べるごはんも格別。
山をおりて飲むビールは格別。
山をおりて食べるごはんもまた格別。

街にいるとあたりまえに用意されている便利なものたちが、山にはないし
思わぬところでつまずいたりする。
暑かったり寒かったり、トイレがなかったり
雨で食事もろくに摂れなかったりテントがうまく張れなかったり
夏山のカミナリに怯えながら稜線急いだり。

でも、不便さも含めて、街では味わえないいろんなことを
体験できて楽しめるのがアウトドアの醍醐味。

そんな日々の記録です。

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